出身:大分県 大分市
【経歴】
- 昭和58年: 大分市立津留小学校卒業
- 昭和61年:大分大学教育学部附属中学校卒業
- 平成 元年:大分県立大分東高等学校卒業
- 平成 元年:京都大学農学部食品工学科入学
- 平成 2年:京都大学法学部転入学
- 平成 7年:司法試験合格
- 平成 8年:京都大学法学部卒業
- 平成 8年:最高裁判所第50期司法修習生
- 平成10年:京都弁護士会 鴨川法律事務所 所属
- 平成13年:大分県弁護士会登録変更 リブラ法律事務所 所属
- 平成16年:弁護士法人リブラ法律事務所に改組
- 平成21年:京都大学大学院法学研究科 法政理論博士後期課程(法哲学)編入学
- 平成24年:京都大学大学院法学研究科法政理論 博士後期課程修了 京都大学博士(法学)
プロフィール(2015年1月現在)
公職等学術研究活動出版・論文・取材協力講演活動等
現職
- 平成25年 ~ 現在:大分県土地収用委員会会長
(平成21年~平成25年 大分県土地収用委員) - 平成19年 ~ 現在:大分県公害審査会委員
- 平成20年 ~ 現在:大分県人権尊重社会づくり推進審議会委員
- 平成25年 ~ 現在:大分紛争調整委員会委員
- 平成25年 ~ 現在:機会均等調停会議 調停委員
- 平成25年 ~ 現在:両立支援調停会議 調停委員
- 平成25年 ~ 現在:均衡待遇調停会議 調停委員
終任
- 平成19年 ~ 平成21年:大分県都市計画審議会委員
- 平成20年 ~ 平成21年:大分県環境審議会温泉部会委員
- 平成18年 ~ 平成21年:大分県精神医療審査会委員
弁護士会委員
- 平成16年 ~ 現在:日本弁護士連合会家事法制委員会委員
(平成19年~平成26年 同事務局次長) - 平成21年 ~ 現在:日本弁護士連合会公害対策環境保全委員会委員
- 平成25年 ~ 現在:大分県家事法制プロジェクトチーム座長
所属学会・団体
- 日本法哲学会
- 日本家族「社会と法」学会
- 科学技術社会論学会
- LC-net(法とコンピュータのネットワーク)
- 公益財団法人日弁連法務研究財団
- NPO法人知的人材ネットワークあいんしゅたいん
研究活動等
- 米国アイゼンハワー財団アイゼンハワーフェローシップ(2015)参加
- 日本数学会ジャーナリストインレジデンス(JIR2013)参加
- 統計数理研究所外来研究員(2013)
- http://www.nics.yukawa.kyoto-u.ac.jp/members.html
- 独立行政法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)「不確実な科学的状況での法的意思決定」プロジェクト(2009-2013)代表
- 米国国務省人物交流プログラムInternational Leadership Visitor Program(IVLP)2010招聘”Children in The U.S Justice System”参加
- 日弁連法務研究財団研究
- 科学者証人出廷の障害事由の研究(72)(2009-2012)
- 離婚後の子どもの親権及び監護に関する法制度の比較法的研究(43)(2005-2009)
- 離婚後の子どもの親権及び監護に関する実態調査及び研究(44)(2005-2008)
出版
- 中村多美子「不確実な科学的状況における裁判」(2014)p. -p. 、亀本洋編『岩波講座 現代法の動態第6巻 法と科学の交錯』、岩波書店
- JST-RISTEX「不確実な科学的状況での法的意思決定」編『法と科学のハンドブック』、2012(分担執筆)
- 大谷美紀子・榊原富士子・中村多美子(2011)、『渉外離婚の実務―離婚事件の基礎からハーグ条約まで―』渡辺惺之監修、日本加除出版
論文等
- 日本弁護士連合会第57回人権擁護大会シンポジウム第1分科会実行委員会編「基調報告書 北の大地から考える、放射線汚染のない未来へ―原発事故と司法の責任、核のゴミの後始末、そして脱原発後の地域再生へ―」、日本弁護士連合会、2014(分担執筆)
- 「ドイツ・ストラスブール調査報告」
『日弁連公害対策環境保全委員会ニュース』No. 58(2014.9)、日本弁護士連合会、pp. 3-4 - 「弁護士からみた事実」(2014)
日本法哲学会編『民事裁判における「暗黙知」「法的三段論法」再考』(法哲学年報2013)、有斐閣、pp. – - 「科学技術が社会にもたらす問題を、裁判で解決できるんですか?」
『サイエンスコミュニケーション』Vol. 2(2013. No. 1)、日本サイエンスコミュニケーション協会、pp. 40-41 - 「法と科学の狭間で」
『學士會報』No. 900(2013.5)、学士会、pp. 23- 27 - 「法と科学の協働」(2012)
『NPOのひろば』66号、認定特定非営利活動法人日本NPOセンター、pp. – - 「法廷における科学」
『自由と正義』Vol. 62(2011. 4)、日本弁護士連合会、「ひと筆」pp. 5-7 - 「裁判における科学技術の不確実性」
『技術倫理研究』第7号(2010. 12)、名古屋工業大学技術倫理研究会編、pp. 1-22 - 「法と科学の協働に向けて」
『科学』第80巻第6号(2010. 6)、特集「法廷における科学」よりpp. 621-626 - 「両親の離婚紛争の中で子どもたちは何を考えているか 代理人としての経験から」
『自由と正義』Vol. 61(2010. 4)特集2「家事事件における子どもの地位-「子ども代理人」を考える」pp. 49-54 - 「法律家から見た科学教育」
『物性研究』Vol.93 No.4 (2010. 1)、pp. 422-424 - 「不確実な科学的状況における法と科学の問題」
『科学技術社会論研究第7号』、科学技術社会論学会(2009. 10)、pp. 110-116 - 「カナダ大使館主催 子どもと家族の法-カナダと世界の観点2009」
『自由と正義』Vol. 60(2009. 11)、日本弁護士連合会「海外レポート」pp. 120-121 - 「法律家から見た科学教育」
『素粒子論研究』117巻4号(2009. 10)、素粒子論グループ、D58-D60 - 「両親の離婚に伴う子どもの親権・監護のあり方」、司法改革最前線、『日弁連委員会ニュース』No. 76 (2009)
- 山田攝子、中村多美子「フランス・トゥルーズ市及びパリ市を訪問して(前編・後編)」、 研究シリーズ② 『日弁連法務研究財団ニューズレター』第38号 pp. 10-13(2008)、第39号pp. 11-12(2008).
- 「日弁連における共同親権法制における手続の議論状況」
『家族<社会と法>2008親権法のあるべき姿を求めて』、日本家族<社会と法>学会編、日本加除出版株式会社pp. 144-153, (2008) - 朝日新聞社 WEBRONZA 「科学・環境」
- 「「吉田調書」は特定秘密保護法違反となるか」2014年6月9日
- 「STAP細胞事件に見る法と科学の領空侵犯~侮辱の連鎖を防ぐために」 2014年4月13日
- 「数学者の仕事場で過ごした3日間」 2014年2月17日
- 「統計数理研究所に滞在してみてわかったこと 2013年11月22日」
- 「8月6日に科学者に考えてほしいこと」 2013年8月2日
- 「憲法改正論議にみるコミュニケーションギャップ」2013年2月8日
- 「決める」ための科学コミュニケーションを~「ミドルメディア」という試み
- 「弁護士が見たiPS研究(その2)「倫理」の問題を真正面から議論すべきだ」 2012年11月3日
- 「弁護士が見たiPS研究(その1)科学技術の世界戦略に法律家がもっと関与すべし」
- 「イタリア巨大地震 ラクイラ有罪判決の本当の意味」2012年10月29日
- 「科学技術ジャーナリストはもっとツッコミを入れてほしい」2012年8月28日
- 「マイナンバー法案の居心地の悪さ」 2012年7月20日
- 「裁判官が科学技術をめぐる訴訟を判断するには(下)」~法廷と科学コミュニケーション 2012年7月4日
- 「裁判官が科学技術をめぐる訴訟を判断するには(上)」~政策形成型裁判の特殊性 2012年7月3日
- 「JAXA法改正への懸念:法は末端から変わっていく(こともある)」2012年5月19日
- 「法律家のホンネを露わにした「ふくしま集団疎開裁判」」 2012年2月9日
- 「科学裁判の未来像 原発訴訟を通して」 2011年9月24日
- 「科学者とのコミュニケーションが痛いわけ」2011年7月2日
- 「専門家が口をつむぐ理由の一つ」 2011年6月23日
- 「「回避したいものを回避できる権利」こそ大事」 2011年5月30日
- 「原子力災害の法的責任-事後的責任論から法廷での事前熟議へ」2011年4月11日
- 「日本はどうやって原発を選んだのか」との問いに立ちつくした」2011年4月2日
- 「カンニングが刑事事件になったわけ」2011年3月9日
- 「ファミコン世代が作る法律、使うはDSネイティブ」2011年3月2日
- 「科学技術を法の文脈でとらえる難しさ-「人体の不思議展」裁判は新時代を開くか」2011年1月26日
- 「マチ弁から見た科学技術予算」2010年12月31日
- 「弁護士と科学者は違う国の住人?」2010年12月6日
講演活動
- 平成26年11月18日
一般社団法人日本原子力産業協会主催特別シンポジウム「コミュニケーションの重要性-原子力の理解に向けて 女性の視点から」発表・パネリスト(東京) - 平成26年10月1日
日本弁護士連合会第57回人権擁護大会シンポジウム第1分科会「基調報告書 北の大地から考える、放射線汚染のない未来へ―原発事故と司法の責任、核のゴミの後始末、そして脱原発後の地域再生へ―」実行委員・第1部「司法の責任」パネリスト(東京) - 平成26年9月15日
統計関連学会連合大会企画セッション「法・裁判と統計」
(『統計科学の新展開と産業界・社会への応用』文部科学省科学技術試験研究委託事業「数学・数理科学と諸科学・産業との協働によるイノベーション創出のための研究促進プログラム(数学協働プログラム)」)
「法廷における統計」発表(東京) - 平成26年7月4日
日本弁護士連合会第57回人権擁護大会シンポジウム第1分科会プレシンポジウム「福島事故後の原発訴訟における司法判断のあり方-大飯原発判決をもとに- 」
「海外調査に関する報告」発表(東京) - 平成26年4月25日
日本科学技術ジャーナリスト会議4月例会「秘密保護法を考える② =何がどう変わるか? 今後の展開は?」発表(東京) - 平成25年12月10日
立正大学ゲスト講義「不確実な科学的状況での法的意思決定」(埼玉) - 平成25年11月17日
日本法哲学会学術大会統一テーマ報告
「弁護士から見た事実」 (東京) - 平成25年11月12日統計数理研究所ワークショップ「行動と現象の不確かさを巡って」
「法律家から統計家の素朴な疑問」発表・討論(東京) - 平成25年9月14日
公開シンポジウム「求められる教育・・学力とモラル」
第2部「モラルと日本流」
「法曹養成過程における科学技術知見の学習」発表(京都) - 平成25年8月3日
社団法人日本原子力学会・シニアネットワーク主催
第14回シニアネットワークシンポジウム「原子力は信頼を回復できるか?」パネリスト(東京) - 平成25年7月9日
九州大学法科大学院「紛争処理と調停技法」ゲスト講師 「法情報の提供と調停――家事調停を題材に――」(福岡) - 平成25年3月11日
“Legal Decision Makeing under Scientific Uncertainty” in National Academies: Committee on Science, Technology, and Law (CSTL) meeting, 11 March 2013, Washington D. C., USA - 平成24年11月9日
日本法哲学会WS「法と科学の不確実性――「科学裁判」から考える司法の正当性」
「法と科学の不確実性 裁判の現場から」発表(兵庫) - 平成24年9月29日
独立行政法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)「科学技術と人間」領域第5回シンポジウム「科学技術と社会の相互作用~関与者の拡大と専門家の新たな役割~」
「不確実な科学的状況での法的意思決定」プロジェクト成果発表(東京) - 平成24年7月13日
日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)・RISTEX「科学技術と人間」研究開発領域共催ミニフォーラム「研究と社会をつなぐ・・・科学技術と報道のあり方を探る―「医療」「科学と法」の取り組みから」
「不確実な科学的状況での法的意思決定」発表(東京) - 平成24年4月22日
応用哲学会第4回年次研究大会
ワークショップ「科学裁判における法と科学の専門性」
「科学裁判における不確実性 電磁波裁判を題材にして」発表(千葉) - 平成24年5月21日
九州大学法学部紛争管理入門第6回ゲスト講師 「グローバルな法」(福岡) - 平成24年4月22日
応用哲学会第4回年次研究大会 ワークショップ「科学裁判における法と科学の専門性」「科学裁判における不確実性 電磁波裁判を題材にして」発表(千葉) - 平成23年6月29日
近畿大学司法試験研修所「リーガル・リレー講演会」
「科学の不確実性に直面した法律家の苦悩 -電磁波差止訴訟の困難-」講演(大阪) - 平成22年12月11日
日本弁護士連合会家事法制シンポジウム
「両親が離婚した後の親子の関わりのあり方―共同親権の展望」 パネリスト(東京) - 平成22年9月17〜19日
東北大学基礎ゼミ「法と科学の接点」集中講義 ゲスト講師(宮城) - 平成22年8月26日
“Why we should focus on science at the bar:from the point of lawyer’s view” Paper presented at the annual meeting of the 4S Annual Meeting – Abstract and Session Submissions, Komaba I Campus, University of Tokyo, Tokyo, Japan, - 平成22年8月23日
RISTEXプロジェクト「不確実な科学的状況での法的意思決定」主催「科学裁判を考える」シンポジウム コーディネーター(東京) - 平成22年8月21日
大分県弁護士会主催「子どもの貧困~日本の子どもは幸せか~」パネリスト(大分) - 平成22年7月20日~7月21日
日本弁護士連合会主催(外務省・東京弁護士会・第一東京弁護士会・第2東京弁護士会共催)「ハーグ条約と日本の子の監護に関する実務」セミナー第3セッションパネリスト
「請求原因と抗弁の主張立証~迅速性の要請のなかでThe Proof for Application and Defense under requirement of promptness」(東京) - 平成22年7月7日
名古屋工業大学公開講演会
「不確実な科学的状況での法的意思決定」講演(愛知) - 平成22年4月10日
日本弁護士連合会「身の回りの電磁波とその問題」シンポジウム パネリスト(東京) - 平成22年1月19日
ホワイト&ケース法律事務所 ホワイト&ケース外国法事務弁護士事務所Dispute Resolution Group招聘
“Issues re Judicial Decisions under Uncertain Scientific Circumstance” 講演(東京) - 平成21年12月 日 日弁連家事法制シンポジウム
「家事事件における子どもの地位―『子ども代理人』を考える」パネリスト(於:東京) - 平成21年12月2日
日本CSR普及協会主催九州CSR普及協会第1回研修セミナー
「不確実性とCSR」講演(福岡) - 平成21年10月3日
日本科学技術社会論学会サマーシンポジウム
「中継塔をめぐるリスクの法的判断」講演(福岡) - 平成21年9月14日
日本機械学会年次大会「法律と倫理の境界と学会の役割」ワークショップ
「法廷における科学的議論の問題」発表(岩手) - 平成21年8月27日
京都大学基礎物理学研究所主催「科学としての科学教育」
「法廷での科学的証拠を考える」発表(京都) - 平成21年8月12日
関西工学倫理研究会
「不確実な科学的状況における司法判断の問題点」(大阪)
(静岡大学に教材として提供) - 平成21年7月7日
大阪大学コミュニケーションデザインセンター「現代社会と科学技術」
「法廷における科学的証拠」講義(大阪) - 平成21年6月30日 本堂毅・中村多美子 共同発表
“Toward Effective Treatment of Scientific Evidence in Cross-examination, a Case Study” in Session “Science and Decisions” at the Annual meeting of the Science and Democracy Network in Harvard University(米国マサチューセッツ州) - 平成21年5月23日 LAWASIA招待基調講演
“The Institutionalization Child Representative in Japan” in the Session 8 of The Child’s Voice : Representation for Children and Specialists Courts at the Symposium of Children and Law Conference of LAWASIA (Singapore) - 平成21年4月25日
独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター主催「科学技術と人間」領域「科学技術と社会の相互作用」第2回シンポジウム
「不確実な科学的状況での法的判断の問題」鼎談・パネリスト(東京) - 平成21年2月27日
独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター主催 科学技術に関する不確実性と社会的意思決定 平成21年度公募に向けたワークショップ
「不確実な科学的状況における司法判断の問題について」話題提供(東京) - 平成20年12月19日
東北大学大学院理学研究科科学基礎論
「司法と科学 法廷における「科学的」議論の問題点」講演(宮城) - 平成20年11月23日
第11回全国シェルターシンポジウム「子どもをどう支えるか② 法律的なサポート」
「面会交流を考える 子の最善の利益から」発表(岡山) - 平成20年11月15日 日弁連家事法制シンポジウム
「離婚と子どもⅢ―子どもの最善の利益を考える」コーディネーター (東京) - 平成20年11月9日
日本科学技術社会論学会オーガナイズドセッション「法廷における科学」
「司法と不確実下の科学~電磁波裁判を通じて」発表(大阪) - 平成20年4月16日
科学技術と社会の会第157回
「司法における生命倫理」話題提供(東京) - 平成19年11月17日 日弁連家事法制シンポジウム
「離婚と子どもⅡ―共同親権を考える」パネリスト(東京) - 平成19年11月10日
日本家族<社会と法>学会第24回学術大会第2部シンポジウム「日弁連における親権に関する議論状況」コメント(大分)